roots 〜わたしの日本語〜
ときどき日本語がおかしいと言われることがあります。
「やるですよ」「それ、食べるです」
「○○○」のあとに「です」がつかないような場面でもうっかり「です」と言ってしまうのがどうもおかしいらしく、「ゆきぷの日本語、おかしい」と言われることが多々あります。
小さいころから自然にこの使い方をしていたので、どこかでこの「怪しい使い方」がすり込まれたんだろうなあと思っていたのですが、なんと昨日、この謎が解明されたのです。
謎の解明は渋谷駅構内にある本屋さんで発見された一冊の本から始まりました。
『長嶋茂雄 語録』小林信也編
小さいころから長嶋茂雄の本を読むことが大好きでした。
「アイ・アム・失礼」「失敗は成功のマザー」
本当に言ったのかわからないけれど、野球が大好きで大好きでたまらないという長嶋さんのお話を知ることは、子どものころのわたしにとってワクワクすることのひとつでした。
なので、もちろん、昨日もその本を即、購入!そして、読み始めました。
「ハッとしたですよ」「そういう気持ちになったですよ」
あ!え?
なんだかわたしみたい・・・。と。そうだったのかー。長嶋さんから教わったのか、この日本語。
そう思うと、なんだかちょっとうれしい(*^_^*)この本の編集あとがきを読み、ひとりひそかに電車のなかで泣きました。
長嶋さんはわたしにとって、こんなふうになりたいなと憧れる大人のひとりです。
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