継続していただくコツ。

昨日はジャイロトニックトレーナーさんたちと、
ハンズオンの練習会をしました。

 
初めていらしたかたのセッションを想定してのガイド。
トレーナーさんたちは
「ああ、そうだったわー」
「忘れてましたー」
と、忘れていたことを思い出したり、
目的を再確認したりできたようです。

 

 

みんなそれぞれ毎日の生活があるし、
日常でやらなきゃいけないこと、
覚えておかなきゃいけないことって、
まあ、たくさんあるわけで。
ジャイロトニックの教えかたや
ハンズオンを忘れてしまうのは正直、当たり前だと思う。

 

 

数年前なら間違いなく
「プロなんだから忘れない！」
って怒っていたけど、人間だからね。
忘れるのは当たり前。
と思えるようになりました（笑）。
年をとって丸くなったのかしら（笑）。
そういえば、わたしもしょっちゅうあれこれ忘れていて、
ワークショップやコースで
「えーっ！」とマスタートレーナーに
言われることばかりでした。

 

 

でも、繰り返しあきらめずにやってればそのうち覚えてくるもんです。
クオリティもそのときには少しずつあがっているはず。

 

 

「継続する」こと。

 

 

それが、なによりいちばんたいせつで、必要なことなのです。

 

お客さまも同じ。
いますぐできなくても、
そのうち覚えてできるようになります。
そのためにはまず、
続けてもらうことがいちばん！
ハンズオンが上手なら続けてもらえるの？
教えかたが上手なら続けてもらえるの？
もちろん、継続していただく要素のひとつとして、大切だとは思います。
でも、それだけじゃないかな、と。

 

もっと大切なことって
「心地いい」なのかなと思ってます。
スタジオのお掃除ができていたり、
フレンドリーに接してもらえたり。
なんとなく楽しくて、なんとなく心地よい。
そして、あとはトレーナーとの相性かな、と。

人間性は変えられないけど（笑）、
人としてとんでもなくなければそれでいいんじゃないかな、と。

 

 

なので、ハンズオンも指導もとっても
大切だけどね。
うまくいかないときにそこばかり
フォーカスして「練習しなきゃ」
「コース受けなきゃ」って思い過ぎないでいいのかなと思います。
もちろん、時間とお金に余裕があれば
受けたほうがいいです。
でも、人間って時間やお金に余裕がないときほど、気持ちが焦るんだよね。
それがお客さまに伝わってしまっているのに「わたしの技術がないから」と
思ってしまうのは残念だなあと。

 

 

技術はもちろん大切。
でも、ていねいにお客さまと向き合って喜んでいただけることをしていけば、続けてくださるはず。
そのあいだに技術を磨いて、お客さまに「恩返し」する。
というのはどうでしょう？

 

 

最近、そんなふうに思ってます。