小さくまとまらなーい！

５０歳になってこんなことを言っていると笑われちゃうかもしれませんが、
夢はどんなに大っきくたっていいと思うし、人が聞いたら笑っちゃうようなことであってもいいと思う。
それより大切なことは自分自身がそれを考えたときに、ドキドキしたりワクワクすること。
そのことを考えたら、内側のエネルギーがフツフツと湧き上がってきたら最高！

急にこんなことを書いたのは、昨日観た映画のおかげ。
ジャイロトニックやジャイロキネシストレーナー、そしてダンサーだったらきっと観ている
「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン　世界一優雅な野獣」という映画。
子供の頃からの彼の生い立ちや家族との関係、踊ることへの思いや葛藤を描いた映画でした。
とても素晴らしかったんだけど、目が釘付けになったのは彼のからだの動き。
それはそれはすごくて、「人間ってこんなに動けるんだ！」と思ってしまいました。

そういうの見ちゃうともうダメだよね。
すぐ思っちゃう。
「あのぐらい動きたい！」って。
知ってます。わかってます。
無理だって。第一、バレエすらほとんど経験ないのに、あんなに動けるわけないじゃん！！
ってわかっているけど、人間のからだのすごさを目の当たりにしたら、もう止められないんだもん。
だから、映画の帰りに横浜・高島屋のトイレの中で思いっきりアーチカールしちゃったのです。えへへ。

そして、思った。
「シルク・ド・ソレイユに入りたーい！」って。
いや、もう本当にわかっているけど、無理だって。
でも、そう思ったらワクワクしてきたし、もっとトレーニングしようって思った！
そういう気持ちになれる自分が単純で面白いし、どうせ考えるなら小さくまとめずドカーン！といきたいのだよね。

５０歳にしてどうよ？と思うけどね。
でも、手の届かない目標や夢があってもいいと思う。
ワクワクして頑張るエネルギーにつながるのなら。
小さくまとまるなんてつまんないもんねー。

というわけで、わたしを触発してくださる（笑）素晴らしいセルゲイ・ポルーニンはこちらから。