Next stage! 〜ヨーガン先生をお迎えした19日間〜
ぽわんとしていて、まだ夢のなかにいるみたい。
と思っていたら、ヨーガン先生が帰国してもう10日が経っていました。
たった19日。
されど19日。
わたしの46年の人生のなかではほんのわずかな時間。
でも、わたしにとって、とてもとても大きな、価値のある19日間でした。
わたしの夢のひとつだったヨーガン先生をスタジオにお呼びすることができたのですから。
最初の3日間。
彼が自身のからだで感じ、知識を深めて作り上げた「Psoas principle」。
解剖学に基づいたイメージ、それを感じながらのエクササイズ。
ベースはしっかりジャイロトニックでありながら、さらにfreshでamazing!なエクササイズたち。
すごい3Dぶりに自分がどうなっているのかわからなくなったり、ここまで動くのかー!と思ったり。
ジェットコースターに乗ったときのワクワクを感じながらも、からだの奥に深いPsoasの感覚を埋め込まれた・・・そんな時間でした。
そして、ジャイロトニックファウンデーションコース!
今回、わたしにとっては3回目のヨーガン先生のコース。
それでもまだまだ新しい発見がありました。
日々、積み上げて伝えていく情報は、ほどよいイメージと知識のバランスだったり。
的確なハンズオンは言葉を必要としないことを痛感したり。
圧巻だったのは彼自身のデモンストレーション。
あまりの美しさに受講者のみなさんがみとれていた瞬間を何度も目の当たりにしました。
からだのしくみをわかっていて、それをきちんと動きで見せられる。
言葉にしたことを動いてみせることは本来、トレーナーならできて当たり前だと思うのですが、それをここまでできるひとはあまりいないと思います。
説得力がある圧倒的な美しさ。
柔軟性がある女性しかできないと思われがちなジャイロトニックですが、ヨーガン先生は「スタビリティ」の重要性もみせてくれるから、わたしの憧れなのです。
そんな彼のデモンストレーションをみてなんども涙が出そうになりました。
そうそう。これを日本のジャイロトニックトレーナーの仲間にみてほしいと思っていたんだ!
だから何度も「日本に来て!」とお願いしたんだった!
そんなことを思い出していました。
今回のコースでは彼のデモのあとに、わたしがデモンストレーションをして、生徒さんにヨーガン先生のハンズオンの確認をしてもらう流れになっていました。
彼の美しくてパーフェクトなデモンストレーションのあとに、わたしがデモをするのは
正直「むむーう」と思うところもありました。
わたしもマスタートレーナーですし、ここ数年、からだも変化していると思います。
以前よりは動けるようになったと思いますが、ヨーガン師匠のあとっていうのはどうでしょう?的な
気持ちがちょこっとだけありました。
が、実際にハンズオンしてもらうと、そんなちっぽけな気持ちはすぐに吹っ飛びました。
吸いつくようにからだにフィットする手。
弱すぎず、強すぎないハンズオン。
からだの仕組みがわかっているうえに、相手のからだの声が聞こえているからこそできる「神さまのような手」でした。自分のからだの一部のようにしっくりくるのに、自分では感じられないような深いところまで伝わってくるのはどうしてなんだろう?なんどもそう思いながらヨーガンの手を感じていました。
コースが終わったときにはおそろしくからだの調子がよくなっていました。
「おかわり!おかわり!」って言いたくなってしまう、そんなハンズオン。
わたしにとってはすばらしい感覚をたっぷりからだに染みこませてもらえた12日間でした。
どちらのコースも受講してくださったみなさんがいてくださったからこそのコースです。
参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました。
そして、通訳をしてくださった荒和尚さん。
ジャイロトニックのコースを受講されているからこそできる、空気を読んだ通訳に感動しました。
必要なところは的確に訳してくださり、リズムを大切にするところは敢えて訳さない。
ジャイロトニックを学んだからこそできる通訳に、講師のヨーガン先生も大絶賛でした。
そして、そんなカズさんがいてくださったからこそ、コース中はなんとか成立していたヨーガン先生とわたしの会話(笑)。コース外の時間では完全にパニックに陥っていました(汗)。
わたしは自分が英語を話せないことをとてもよく知っています。←英文みたいな日本語。
ヨーガン先生もわたしが英語をあまりよく話せないことを知っています。
それでも、一緒に時間を共有すると、なにかが伝わってくるから不思議です。
仕事のこと、家族のこと。
食事をしながら、いっぱいいっぱいお話しました。
ごはんを食べるときはi phone片手に魚の名前やら調理法を辞書でひきながら説明し、その間にもあれこれ話すので、英語で脳みそがおぼれていました(-_-)
それでも毎日、彼と話すことはとてもexcitingでなことでした。
なので、ヨーガン先生が帰る日。
わたしってば、まだお帰りになってないのにホームシックならぬヨーガンシックになってしまったのでした。
帰りの成田エクスプレスのなかでパチリ。実は泣きそうになっているヤマモトです(^_^;)
彼のコースをオーガナイズできたこと。
夢のひとつを実現できたこと・・・わたしの人生の財産になりました。
参加してくださったみなさま、通訳のカズさん、本当に本当にありがとうございました。
そして、わたしはもう一歩。
前に進んで行こうと決めました。
ヨーガンと話をしてわかった「自分が大切に思っていること」。
きちんと形にしていこうと思います。
彼も「すばらしいところだね」と言ってくれた鎌倉から・・・少しずつ発信していきます。
わたしの夢のひとつをかなえてくれたヨーガン先生。
そして、立ち会ってくださったすべてのみなさんへ。
本当にありがとうございました。
2014年6月26日 やまもとゆきえ
来年も来ていただけますように・・・。
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