Miracle!

６日間連続だったコースがやっとお休みになった昨日。
わたしにとってはミラクルいっぱい！のいちにちになりました。

火曜日の夜。
ヨーガンが所属するスタジオでジャイロトニックを教えている
まさみさんからメッセージ。

「Hilaryが木曜日、レッスンやるけど行く？」

数年前からヨーガンが所属する「Fluid fitness」でお見かけしていた
Hilary Cartwrightさん。何年か前は来日もしていたのは知っていました。
そして、彼女がJuliuとともに「Yoga for dancers」を教えていたことも。

お見かけする姿があまりに美しく、しかも７０歳を過ぎているとは到底思えないような
姿勢とおからだ。その秘密は彼女の動きにあるのは一目瞭然でした。

コースに行くのと同じ時間に起き、Broadwayにある「Solomons Studio」へ。
上の写真がスタジオです。

あっという間の２時間。
どうしたらこんなにからだが軽くて心地よくなるのだろう。
動きはジャイロキネシスなんだけど、今、コースで受けている
ムーブメントとは全く違う。
６日間、緊張していろんなことを頑張っていたんだなあというのが動いているうちに
解けてくるのがわかりました。

そして、Hilaryは英語がわからないわたしを
とても歓迎してくださって、ハンズオンもしてくださいました。
言葉にはできないけれど、からだ全体がナチュラルな呼吸をしていることを
とても深く感じられる２時間・・・いえ、もうちょっと長くやってたけどね。
終わりたくない・・・と思うようなレッスンでした。

そして、夜。
ジャジャーン。
行けるとは思っていなかった、まさかの展開！

知る人ぞ知る「tomi jazz」＠NYC.
な、なんと！！！！！
大江千里さんのライブに行ってきたのですー！！！！！！

高校時代からもともと大江千里ファンだったワタクシ。
美しく表現豊かな詞が大好きで、よく口ずさんでいました。

日本での音楽活動をすべて捨て、ニューヨークでジャズピアニストとしての
勉強をスタート。現在はジャズピアニストとして活動していらっしゃいますが、
渡米した当初、言葉の壁やジャズという音楽を自分のものにしていくのに
とても苦労なさったようです。その姿にわたしは自分が一人で海外のコースに
混じった時の緊張感やもどかしさを投影し、さらにファンになったのでした。

 

「ニューヨークに行ったら行けるかな？」

 

軽い気持ちで思っていたものの、コースがあまりに大変で忘れていました。
が、調べてみるとちょうどお休みの日にあるじゃありませんか！
しかも問い合わせてみると「残り２席です」って。

 

ステイ先のまほちゃんが「それは行かないと！」と
おつきあいしてくれて、見事、実現しました。

 

少しふっくらした千里さんは
小さなJazz barでとてもうれしそうにからだを揺らしてピアノを弾いていました。
聴いている人の喜怒哀楽を肌で感じられる距離での
演奏をとても楽しんでいらっしゃるのがわかりました。

 

からだから「好き」が溢れる演奏と、
本当にやりたかったことで生きている大江さんの後ろ姿に
とても心を打たれました。

２つのお願いが叶ったおやすみ。

あと３日。頑張るために神さまがくれたごほうびなんだろうなー。