easy ! 【NY武者修行 2016】

ただいま、ニューヨークは金曜日の夜。
今朝からワタクシ、「ジャイロキネシスファウンデーションコース」に
参加しておりますです。
コースは金曜日からだというのに、
火曜日の夜にニューヨーク入りしたオレ。
コースより早くニューヨーク入りしたのには理由がありました。

隠し撮りっっ！
奥にいらっしゃるのがHilary先生。
そう。彼女のレッスンを受けることが今回のニューヨークに来た理由のひとつ。
（恥ずかしくて「一緒に写真撮りたい」って言えないオレ。
好きな人にはシャイなのですー）

 

以前からそのおからだの美しさと佇まいに
「どんな動きかたをすればあんなふうになるのだろう？」と
思って、2月にニューヨークに来たときに「Yoga for dancers」を
受けました。

 

その動きかたの美しいこと。
Juergen先生が「しなやかさと強さ」だったら、
Hilary先生は「エネルギーの流れ」だなというのがわたしの感じたことでした。
もちろん、Hilary先生だって「しなやかさと強さ」は持っています。
さらにその上に「エネルギーの流れ」なの。
呼吸もなにかが違うの。

 

「なにがどうなるとああなるのかしら？」→おばさんみたい（笑）。

 

それはそれはもうぐるんぐるんしちゃったオレ。
とにかくもっと受けてみたい。
あの感じ、すごく好き！！！！

 

そう思ったら「かっぱえびせん」。
やめられない、止まらない。
だもんで、いつもニューヨークでお世話になっているまさみさんにお願いして、
ジャイロトニックのプライベートを受けられるように交渉していただきました。

彼女のジャイロトニックは、とにかくシンプルな動きで無理がまったくない。
「可動域を広げる」より「スペース」と「エネルギーの流れ」をとても大切に
していらっしゃるのがわかりすぎるほどわかる。
だからハンズオンもエネルギーが流れていく道を教えていただいているよう。
ソフトでだけれど、ゾクッとするような感覚。

 

「Easy!」

 

Hilary先生から何度もそう言われました。

 

ジャイロトニックは水曜日に受けたんだけど、
ハムストリングスがものすごい筋肉痛でビックリ！！！
だって、初心者のかたに提供するようなシンプルで小さな、穏やかなエクササイズばかり。
でも、いつもすごく苦労している足のエネルギーの通り道を工事してもらった気分！

 

翌日はジャイロキネシスのベースでもある「Yoga for dancers」に参加。
ここでもたくさんハンズオンをしていただきました。
グループクラスなのに本当にありがたいし、うれしかったです。

 

ニューヨークに来て、プロフィールを書き直した時に書いたんですが、
わたし、ダンス経験がないことにとってもとってもコンプレックスを感じていました。
もちろん、今もまったく感じてないわけじゃないです。

 

Hilary先生もバレエの世界のかただしね、
あんなふうになれるのはやっぱり「踊り」を経験してないとダメなのかも。
と、前回、参加したときにそう感じていたんだけど、
まさみさんを通じて「そんなことはまったく問題ない」と言っていただきました。
そして、今回2日続けてHilary先生からいただいたものを感じると、
そこにこだわっているより少しでも受けとれるようになった、
わたしのからだを大切に、着実に育てていこうとほんのちょっぴりだけどね。
気持ちが変化しました。
ちょっとだよ、ちょっと。
だってコンプレックスって根強いんだよーう（笑）。

 

「Easy！」という言葉の中に、きっときっとたくさんの意味が
含まれていたんだなあと改めて感じ、噛み締めてます。