GYROTONICR Master Trainer, GYROKINESISR Pre-Trainer YUKIE YAMAMOTO

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start! 〜GYROKINESISR Level 2 Beginner in Athens ④〜

2019/04/13 ジャイロキネシス/海外武者修行

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昨日からコースが始まりました。
スタジオは白亜の一軒家でお部屋がいっぱい。
そこにPulley tower、Jumping stretching Board、アーチウェイなど
すべてのマシンが揃っています。
玄関にはペパーミント、そしてお庭にはレモンの木があって
「レモン取っていいよー」と言われたり・・・
看板がないのでスタジオだとはわかりませんが、
とてもアットホームな環境です。

 

実はこのコース、受講者はわたしだけ。
えっ!今をときめく(古っ!)Jacksonがわたし一人のためにコースをやるなんて!
ありえないでしょー。いや、おかしいから、それ。
って、わたしも思いました。
前日に「実は受講者はYukieだけなんだよ」と聞いたときには、
申し訳なくて帰りたくなりました。
「早く言ってくれればよかったのに」と思ったし、申し訳なさすぎる!!!
でも、Jacksonは違いました。
「Yukieのサポートをしたい」と。
「だから約束してほしい。わからないことは必ずわからないというんだよ」

 

午後のクラス。
Jacksonは同じことをなんども繰り返して教えてくれ、
わたしが自分でノートを作ったり、ティーチングできるように手伝ってくれました。
ときに、わたしの興味がある音楽や野球の例えを使って教えてくれたり、
ハンズオンで感覚を教えてくれたり。
その丁寧さに圧倒されます。
「サポートをしたい」がわたしに流れ込んでくる、そんな感じ。
そして、このスタジオのセラピスト&トレーナーのAlisonが朝のクラスのあと、
マッサージをしてくれたり。
午後のクラスにも一緒に参加してサポートをしてくれて、、、ものすごく助かっています。

 

「ジュリウには黙れって言われるけど、口を開けると雪崩のように
しゃべっちゃうんだよね」と笑うJackson。
驚くようなmovementを見せてくれたり、自分の経験を語ってくれたり。
その姿は解剖学や正しさよりも、子供のころ、初めて跳び箱が飛べた瞬間や
逆立ちで歩けた「喜び」「楽しさ」をシェアしたい、生きる歓びに満ち溢れたJacksonがいました。

ここ最近、いろいろ考えていました。
セラピストと並行してジャイロトニック®︎、ジャイロキネシス®︎︎︎を指導するかたが
増えてとても素晴らしいなと思います。
そこで、わたしはこの先、どんなふうにいたいのかな、と考えたときに
どうやらわたしはそのタイプじゃないな、と感じていました。
わたしは自分が大好きなジャイロキネシス®︎︎︎をどんなふうに感じて、とらえているのだろう?
と思ったときに、気がついたのは「健康のため」じゃなく自分のポテンシャルに挑む「アート」
なのだと。

 
いきなり「アート」かよって思うかもしれませんが、このキーワードが怒涛のように舞い降りて
きたので、もうこれはそういうもんだと思うしかなかったわたし。
で、アートといえばJacksonだよねーと。
アテネまで来たのは、わたしのジャイロキネシス®︎をそういう意味でさらに進化させたい!
と思ったからでした。
もうじき52歳。
本気で動けるのはそれほど長くないからこそ、
自分のポテンシャルに挑む生き方をジャイロキネシス®︎を通してしてみたいのです。

そしてもう一つ。
『純度を高める』
Jacksonのところに来たのはそれも一つの理由でした。

 

続く。

 

 

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