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どんなガイドになりたいですか?

2016/12/31 伝えるということ

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スタジオ大掃除の日。
お客さまでもある森弥生さんから頂いた「黒船どらやき」。
わたしは初めて知ったのですが、有名なのねー。
うちのそめやが「有名ですよ」と言っていました。
そして、ううーむ。おいしかったです。
黒糖のおだやかな甘さとモチモチ感が絶妙にマッチ!
世の中のスイーツはどんどん進化してしていくなあ。

 

ジャイロトニック、ジャイロキネシスのトレーナーというお仕事は先生というより
ガイドさんだなとわたし自身は思っています。
教えることも大切なんだけど、一緒に山を登るためのガイド・・・そんなイメージです。

じゃあ、ガイドとして自分はどのぐらいの山まで登れればいいでしょう?というお話です。

 

みんながみんなキリマンジャロだとかエベレストだとかのガイドになれるわけじゃないし、
なる必要もないと思います。あ、キリマンジャロが出てきたのは、この間、勉強していたTEDの名残(笑)。

 

でも、素人さんと変わらないような、そこらへんのハイキングコースしか登ったことがない。
それはそれで寂しいし、プロフェッショナルのガイドとして生きていくなら
お客さまよりも体力や知識、そして何より経験があるのは当然です。

じゃあ、それはどのぐらいなのか?
どのぐらいの知識や体力があればいいのか?
を考えてみると・・・。

例えば、富士山のガイドをするとします。
だとしたら、いくつかあるルートのどのルートからも登った「経験」があるといいよね。
(ちなみにわたしは富士山に登ったことがないので、今、最大限の想像力を使って書いています)
天気も踏まえた上での必要なものを教えてあげられたり、
くじけそうになった時や体力的にヤバイ時にサポートしてもらえる安心感はガイドだったら持っていたい。

 

そう思ったら、富士山に対して「経験が豊富」であることは必須かなと。
「一回、登ったことがありますよー」じゃ、厳しいな。

「海外の山はいっぱい登っているけど、富士山は知らない」っていうのも
この場合は違うかなー。

 

そう考えると、ジャイロトニック、ジャイロキネシスのトレーナーとしての
学び方やコースの受け方って少し見えてくるかなと思うのです。

 

レベル1の認定がとれることは、もしかしたら「プロのガイドとして一度、山に登ったよ」なのかもしれません。
「目をつぶってても登れるぐらい」になりたければ、同じ山をいろんなルートから登ってみるとか
少し目先を変えながらも同じ山にチャレンジしてみる。
もう登り尽くしたと思えるのであれば、次の山にチャレンジする。
その時には今まで登っていた山に対してはきっと心身ともに余裕が持てるはずだから。

一度、登って「あ、この山はこの程度」と思ってしまうのはもったいないと思うのです。
その山のすばらしさを伝えるための五感を働かせれば、気がつくことは無尽蔵のはずだしね。

 

どんな山に登れるガイドになりたいのか。
そして、一緒に山に登るお客様にどんな景色を見せて、
どんな経験をさせてあげられるのか。

 

それはガイドのわたし達にかかってます。
だからこそ、いつもどんなふうにいたいかを
忘れずに前に進んでいけたらなと思っています。
わたし自身、いつもそのことを考えメンターのヨーガン先生からたくさんのことを学んでいます。

お客さまは「楽しい」でいいと思うし、
セッションの時は、わたしたちもお客さまと一緒に思いきり「楽しい」でいいと思います。
でも、そういられるのは「余裕」=「space」があるからこそ。
経験がその「space」を作ってくれるとしたら、
どんな経験をするといいのかな?が見えてくると思います。

 

ジャイロトニック、ジャイロキネシスに関わるみなさんが
それぞれご自身の目指すガイドとして、一人でも多くのかたや社会に貢献できますように!
来年もベストを尽くして頑張ります。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

2016年12月31日
やまもとゆきえ

 

 

 

 

 

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